鍋の季節
11月になると冬用コートが活躍しはじめます。
流行に合わせて頻繁に買い替える方はいいですが、コートはいい物を長く使いたいという方も多いもの。
ただ、出来るだけ長く愛用するには、日頃の扱い方でいくつか注意するポイントがあります。
まずは、出来るだけマフラーやタートルネックを活用して、首が直接コートに触れないようにすること。
首元は汗ジミができやすく、どうしても生地の劣化が早くなります。次に、きちんとしたハンガーを使うこと。
針金ハンガーのような細いものは避け、出来るだけ厚みのあるもの。更に、肩幅に合っている長さのハンガーを使ってください。
そして、クローゼット等に仕舞う前に少し風に当て、生地の湿気を飛ばしてあげると、型崩れの防止にもつながります。
所で話は変わりますが、11月7日は立冬で暦の上では冬に入ります。
実際、一気に気温も下がってきて温かい食べ物が美味しい季節になりますね。
事実、この11月7日は調味料メーカー「ヤマキ」が独自に定めた『鍋の日』という記念日でもあるそうで、鍋料理が恋しい季節になったと言えるでしょう。
しかし、鍋料理といっても種類は様々。
みなさんは、キムチ鍋とチゲ鍋の違いって分かりますか?
どちらもキムチを使った赤くて辛い鍋料理をイメージしますが、実は全然意味が違います。
そもそも「チゲ」というのは、鍋に肉・魚介・野菜などを入れて煮込む朝鮮半島の鍋料理の総称のこと。
つまり、「チゲ=鍋料理」という意味なんです。
だから例え塩味だろうが、キムチが入ってなかろうが、韓国で鍋料理はみんな「チゲ」。
日本では韓国料理の鍋としてキムチ鍋が有名なので、「チゲ」の一言で
キムチ鍋を意味するようになったようです。
お相撲さんの食事を全部「ちゃんこ」と呼ぶのと似ていますね。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
たいわどう鍼灸整体院
木村健太