水無月と梅雨

- update更新日 : 2022年02月01日
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全国的に梅雨入りしましたね。
 
梅雨は雨が気になる反面アジサイが楽しめる時期でもあります。
 
当院の近所にアジサイで有名なお寺があって、6月は毎年アジサイ祭りが開かれます。
 
私は普段からそのお寺が散歩コースに入っているため、5月末の咲き始めから終わりまで楽しんでいます。
 
ただ今年はコロナの影響で祭りとしてのイベントは中止され、アジサイの花自体はいつも通りなのですが見物のお客さんが少なく少し寂しいですね。
 
 
話は変わりますが、6月は旧暦では「水無月(みなづき)」と呼びます。
 
水の無い月・・・。
 
梅雨時だというのになんとも真逆な名前だ…と思ったそこのアナタ!
 
それは間違いです!
 
実はここでの「無」は、今でいう「の」にあたるのだそうです。
 
つまり、「水無月」は「水の月」という意味。
 
旧暦の6月は田んぼに水を引く季節だったそうで、まさに水の月なのでした。
 
 
ところで、「水無月」という和菓子はご存知ですか?
 
6月30日に食べるとされるもので、白いういろうの上に小豆が乗った三角形のお菓子です。
 
小豆には厄除けの意味があるとされ、京都が都だった時代に氷を手に入れられなかった庶民達が氷をイメージして作ったものなのだそうです。
 
6月末になると和菓子屋さんやスーパーに並びますから、是非一度召し上がってみてください。
 
 
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
 
たいわどう鍼灸整体院
木村健太