お酢ドリンク
梅雨シーズン真っ只中の6月は、日本古来の呼び方では「水無月(みなづき)」といいます。
これは旧暦の6月を指すもので、現在でいうと6月下旬から8月上旬が水無月にあたります。
しかしこの時期も、雨の多い季節であるのに変わりありません。
にも関わらずの「水無月」という名称、不思議ですよね。
これにはいくつか説がありますが、「無」という文字は実は「無い」を意味するのではなく、「〜の」という意味で使われている…という説が有力です。
つまり「水無月」は「水の月」という意味。
というのも、6月下旬はちょうど田んぼに水を引く季節なんです。
古くから稲作を中心に暮らしてきた日本人は“田んぼに水をはる時期”にちなんで6月を「水の月」と名付けたのでしょう。
季節感をとてもうまく表していますよね。
話は変わりますが、梅雨時には体調を崩す方がいらっしゃいます。
その原因は低気圧と湿度。
梅雨時は低気圧の日が多く、低気圧は体を休ませる神経である副交感神経を活発にさせるので体が「お休みモード」になり、だるさを感じるのです。
また、湿度が上がると汗が出にくくなり、むくみや倦怠感を起こしやすいと言われています。
そんな状態を変えるのにオススメなのが朝の1杯のドリンク!
是非、交感神経を刺激する飲み物を飲んでください。
中でも今回は炭酸で割った「お酢ドリンク」をおすすめします。
というもの「炭酸」と「酸味」のどちらもが交感神経を刺激してくれる要素なんです。
もし普通のお酢や黒酢が飲みにくいという場合はフルーツ酢はいかがですか。
いろんな味があるので好きな味を選ぶことができます。
また、お酢にはクエン酸やアミノ酸も豊富なので、疲労回復やむくみ予防などの効果も期待でき、一石二鳥ですよ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
たいわどう鍼灸整体院
木村健太