寒暖差疲労
夜の気温が少しだけ下がり、いよいよ夏の終わりが見えてくる9月。
そして夏の終わり頃といえば台風シーズンでもあります。
もし台風の直撃を受けそうになったら、とにかく早め早めの準備が大切。
台風の影響が少ないエリアの人ほど準備が遅れたり、必要な準備に漏れがあったりするもの。
強風で飛ぶことを考慮して、外のモノを屋内に避難すること。
窓の養生、停電に備えて水を貯める…などを確認しておきましょう。
さて、そろそろ夏の終わりですが、なんとなく体が疲れていませんか?
夏は暑さでも疲れますが、それ以上に屋外と室内の寒暖差による体調不良を起こしやすいのです。
寒暖差は自律神経に負荷をかけ、特に気温差が7度以上あると、自律神経が消費するエネルギーが大きくなりすぎて疲労として蓄積してきます。
こうした疲労を「寒暖差疲労」と言い、特に夏の終わりごろになると出やすくなるでしょう。
寒暖差疲労は実に様々な症状をもたらします。
不眠やイライラなど精神的症状の場合もありますが、代表的なのは肩こり・頭痛・めまいなどの身体的症状。
夏に肩こりが酷くなる方は、エアコンで冷えているだけでなく、寒暖差による自律神経の消耗が大きな原因である場合が多いのです。
では、寒暖差疲労への対策はどうしたらいいのか。
まずは、バランスのよい食事と規則正しい生活を心がけること。次に軽い運動。
屋外で動くのが厳しければストレッチがオススメです。
最後に大切なのが体を温めること。
本当はお風呂でぬるめのお湯に10分くらい浸かると、体も温まって睡眠の質も上がるのでベストですが、夏に湯船は嫌だという方は次のことを心がけてください。
それが、エアコンの効いている室内では、出来るだけ首を冷やさないようにすること。
そのために、薄手のストールやカーディガン等を持ち歩くといいでしょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
たいわどう鍼灸整体院
木村健太