コラーゲン
5月は気候的にはとても良い時期で、行楽シーズンでもあり、活発にお出掛けする方もいらっしゃるでしょう。
しかし一方で、4月からの環境変化の疲れが出やすい時期でもあります。
『五月病』とも言われますね。
原因は、環境変化によるストレスと疲労。症状は人それぞれで、疲れやすい、頭痛、不眠、気分の落ち込みなど千差万別です。
予防や改善には、規則正しい生活、軽い運動、趣味を楽しむ…など、ストレスを軽減しつつ健康的な生活をおくることが欠かせません。
頑張りすぎず、適度な休養を意識してくださいね。
さて疲労はお肌にも影響を及ぼします。
お肌を美しく健康に保つにはどうしたらよいでしょうか。
例えばお肌ぷるぷるの代名詞として主に女性に人気のコラーゲンですが、コラーゲンはタンパク質の一種。
体内のタンパク質の約3割がコラーゲンと言われ、また全コラーゲンのうち約4割は皮膚に存在し肌のハリや弾力を保つ働きをしています。
だから「美肌にはコラーゲン」と言われるんですね。
コラーゲンは年齢とともに減少するので、肌のハリだけでなく骨や関節の柔軟性も衰えていきます。
その為にサプリなどを飲む方も多いですが、実は食品でコラーゲンをとっても消化酵素によりアミノ酸などに分解されます。
そして吸収された一部がまたコラーゲンとして再合成されるので、残念ながら「飲んだ分だけコラーゲンが増える」とはならないのです。
ですから、できるだけ多く再合成させるために、体内でのコラーゲン合成に必要なビタミンCも一緒に摂取するよう心がけましょう。
また、コラーゲンを生み出す力を育てるためにもバランスのいい食生活を維持することも欠かせません。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
たいわどう鍼灸整体院
木村健太