夏バテ対策
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7月にもなると心配なのが「熱中症」です。
これまで熱中症対策に用いられてきた「高温注意情報」が、今年から、今まで反映されていなかった「湿度」も考慮された「熱中症警戒アラート」という新しい名称で運用されるようになりました。
裏をかえせば、以前の注意報と比較しても、より熱中症の危険性が高い時に発表されるようになったと言えます。
寝ている間でも、いつの間にか体温が上がり熱中症を発症してしまうケースも少なくありません。
光熱費も気になるところですが、適切にエアコン等を使うようにしてくださいね。
さて、暑さが本格的になってくると、夏バテに悩む方が増えてきます。
東洋医学では湿気は胃腸を弱らせる大きな原因とされ、大陸のカラッとした気候の地域に住む人に比べ日本人は元々胃腸がそれほど強くありません。
その上、エアコンによる外気温との気温差で自律神経が乱れ、脱水による体内のミネラル不足なども重なるので夏バテが頻発するのです。
夏バテを防ぐ基本は、自律神経が乱れないようにすることです。
室内と外気温の温度差をなるべく5度以下にする、体を冷やし過ぎないようにぬるめのお風呂に入浴したり冷たい物ばかり飲食しないことを心がけましょう。
適度な有酸素運動もオススメです。熱帯夜で寝不足の場合は昼間に20分程度のお昼寝をすると随分体が楽になりますし、体内のミネラル不足を防ぐためにも、喉が渇く前にこまめに水分補給しましょう。
胃腸がとても弱っている場合は、胃腸をあたためて消化機能を高めてくれる漢方薬を使ってみるのも1つの方法ですよ。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
たいわどう鍼灸整体院
木村健太