夏に怪談話をするのはなぜ?

- update更新日 : 2022年02月01日
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暑いと、人は何故怖い話を聞きたくなるのでしょうか。

夏になるとテレビで怖い話系の特番が組まれたり、やたら稲川淳二さんを見かけるようになったりします(笑)。

皆さんもキャンプや修学旅行の時など友達と怖い話した経験ありませんか?

たまにとんでもなくクオリティの高いネタを持っている人ますよね。

しかも、ストーリーだけじゃなく妙に話し方まで上手かったり・・・。

こういう人がいると怖すぎて変な汗かくはめになりますが、それでも怖い話って妙に盛り上がるものですよね。

でも、そもそも夏に怪談話をする習慣になったのは江戸時代からだそうで、歌舞伎の花形役者が休みに入ってしまう夏に、人気役者がいなくてもお客様が楽しんでくれる怪談話を上演していた名残なんだそうです。

夏場に怪談話がされるのはこうした興行上の理由からだったんですね。

ちなみに江戸時代は今より気温が数度低く、夏も今よりは暑くなったと考えられます。

でも今のようにエアコンや扇風機はありませんから暑さをしのぐのも一苦労。

そんな中で怪談話も涼をとるのに一役かっていたと想像すると面白いですね。
 

翻って現代の夏は猛暑が続いています。

昔に比べるとその暑さは命の危険を招くほどですので、怖い話を楽しみながらも適切にエアコンを使って熱中症にならないように気を付けましょうね!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。



たいわどう鍼灸整体院

木村健太